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脳卒中センター/脳卒中ケアユニット
  • 概要
  • 医師紹介

脳卒中センターについて

東京警察病院は平成19年4月に脳卒中センターを開設し、脳卒中・脳血管障害を専門的に診療して参りました。平成20年2月に東京都脳卒中急性期医療機関として認定され、都内の救急医療の一翼を担って多くの患者さんの診療を続けております。  
当センターは、外科治療部門・血管内治療部門・内科的治療部門・脳卒中リハビリ部門・脳神経外科臨床工学部 (ME)部門・脳神経外科臨床生理検査部門の6つの部門から構成され、脳血管障害の患者さんの治療をチーム医療で総合的に行っています。
日本脳卒中学会専門医2名を擁し、東京警察病院は日本脳卒中学会の認定研修教育病院、日本脳神経外科学会、日本脳神経血管内治療学会の訓練施設に指定されています。

脳卒中センターの診療内容と特色

当センターの特徴は、潤沢な数の脳神経外科医を擁し、外科手術と血管内治療をどちらも、常に高い医療レベルで専門的に提供可能であり、ご病気の状況によって患者さんごとに、最も適切な治療を選択している点にあります。脳卒中リハビリテーションにも力を入れており、脳血管障害で生じた片麻痺や失語などの症状に対して、専門医のもとで超早期からリハビリテーションを開始しており、さらに必要に応じて亜急性期病床でリハビリテーションを継続する場合もあります。  
当センターの強みは、脳血管障害の治療に必要な治療手段がすべてそろっていることで、まさしく大学病院に匹敵する治療を提供しています。特に、脳動脈瘤に対しては、くも膜下出血を起こした破裂動脈瘤や未破裂脳動脈瘤に対して、動脈瘤の位置や大きさ、患者さんの年齢や状況・希望などにより、開頭クリッピング術(外科手術)とコイル塞栓術(血管内治療)のどちらがより適しているかを検討して治療方法を決定しています。脳動脈瘤こそ、当センターが最も力を発揮できる対象疾患と考えています。また、脳梗塞に対しては、超急性期のtPAを用いた血栓溶解薬静注療法や血管内治療による緊急血栓除去術や脳動脈狭窄に対する血管拡張術、バイパス手術の他、頸部内頸動脈狭窄に対するステント留置や内膜剥離術を行っています。

医師コラム
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ご案内、注意点

日中・夜間を通じて24時間体制で、脳神経外科が手術中・検査中などの特殊事情がない限りは、診察のご依頼に対しては積極的に受け入れて診療させて頂くようにしていますので、よろしくお願いいたします。特に脳動脈瘤やくも膜下出血は、東京警察病院 脳卒中センターで、ぜひ専門的な治療を受けて下さい。

  • 脳卒中センター長・佐藤博明 (脳血管内治療科 部長)
    日本脳血管内治療学会指導医・日本脳神経外科学会専門医

  • 【構成メンバー】 
    回診風景   脳血管内治療科医 5名
      脳神経外科医 4名
    日本脳神経外科学会専門医5名,日本脳血管内治療学会指導医2名,日本脳血管内治療学会専門医1名,日本脳卒中学会専門医2名   

    脳卒中ケアユニット(SCU)について

    平成29年9月1日 脳卒中ケアユニット(SCU)を開設しました

    中野、杉並地区で初めての開設となる脳卒中治療の専門病棟『脳卒中ケアユニット(Stroke Care Unit-以下SCU)』を開設いたしました。

    【脳卒中ケアユニットとは】

    急性期の脳血管障害(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の患者さんを受け入れる専用の病棟で、脳卒中の専門知識を持つ医師、看護師、リハビリテーション療法士らの専門チームにより、脳卒中を発症早期から24時間体制で集中的に治療する病棟です。この病棟で治療することにより、症状の早期回復、入院期間の短縮、自宅への退院率の増加、さらには重症患者さんの死亡率の低下などが得られ、長期的な日常生活能力や生活の質(QOL)の向上を図れることが明らかになっており、脳卒中治療ガイドラインにおいても強く推奨されている診療体制です。

    【SCU病床数】

    専用病床:12床(3対1看護配置)

    【SCUスタッフ】
    • 脳血管内治療科医:脳卒中センター長 兼 脳血管内治療科部長(佐藤博明)含め常勤専任医師5名
    • 脳卒中ケアユニット(SCU)脳神経外科医:脳神経外科部長(楚良繁雄)含め常勤専任医師4名
    • 専従看護師
    • 専任リハビリテーション療法士
    • 病棟薬剤師
    • メディカルソーシャルワーカーによる多職種医療チーム
    【SCU医療機器】

    ・MRI 2台、CT 2台、脳血管撮影装置2台(24時間稼働)

    【当院SCUの特徴】

    急性期脳卒中に24時間体制で対応可能です。特に発病から4.5時間以内の脳梗塞治療であるt-PA静注療法と発病から8時間以内の急性期脳血管内治療である急性期血栓除去治療の両者の治療を行うことが出来る都内でも数少ない施設のひとつです。くも膜下出血の脳動脈瘤治療に対しては病態に応じて開頭クリッピング術や開頭せずに治療可能な脳血管内治療を積極的に行っています。

    脳卒中は後遺症が残ることもあり、退院後もリハビリテーション、介護、在宅診療などの欠かせない分野です。よって退院に当たっては、メディカルソーシャルワーカー(MSW)との連携も重要です。以上のように、脳卒中急性期の治療をSCUで行い多職種が協力することにより、発症早期から退院まで切れ目のない円滑な脳卒中診療の流れを得ることが可能になります。SCUを開設して脳卒中診療を専門病棟で行うことは、当院が地域医療に貢献することに繋がると確信しております。患者様の健康のためにスタッフ一同一丸となり業務に当たりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。