診療科のご案内

神経科
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神経科について

神経科は、いわゆる精神科、メンタルヘルス科と呼ばれる診療科です。神経の病気ではなく、精神(こころ)の疾患を診ており2人の経験ある精神科医が主に成人を対象としたメンタルヘルスケアを行なっています。精神疾患は近年特にマスコミなどでさまざまに注目を集めることが多くなっておりますが、病名だけでなく、どのように回復し社会復帰していくのかその道筋がわからずに不安に思う方も多い印象を受けます。

当院ではうつ病や双極性障害などの気分障害、適応障害などを含むストレス関連障害、統合失調症、パニック障害・社交不安障害などを含む不安障害、認知症の診断など児童の疾患を除いた、ほとんどの疾患に対応します。必要な場合、CT, MRI, SPECT,NIRS(光トポグラフィー検査)などの検査を用いて脳の形態や血流量を調べ、より客観的な診断が早期に行えるよう努めています。

神経科で診る主な病気

うつ、不安・緊張を症状とする病気(主にはうつ病、双極性障害、統合失調症、適応障害、パニック障害、社交不安障害、認知症、睡眠障害、神経症など)

診療内容と特色

うつ病・双極性障害

「気分が落ち込む」「何事にも興味が持てない」「やる気が出ない」などの症状が数週間以上続く場合、いわゆる「うつ病」の場合もありますが、気分が高くなったり落ち込んだりを繰り返す「双極性感情障害」やストレスに対して精神・身体的不調が生じる「適応障害」の場合もあります。身体的な不調が原因で起こるうつ病もあります。症状は似ていても原因によって治療法が異なるため、早期に原因診断・適切な治療が行えるよう特に初診時には丁寧な問診、検査を行います。投薬治療のほか、主治医が必要と判断した場合に臨床心理士による心理検査や認知行動療法も並行して行います。また、企業・職場でのメンタルヘルス対策の経験を豊富に持っています。うつ病が良くならない場合に、光トポグラフィー検査を診断補助検査として利用することで診断の再検討を行うことが出来ます。

パニック障害・社交不安障害・全般性不安障害

急に動悸・息苦しさ・ふるえなどが生じて強い不安を伴うパニック障害や、人前での失敗が不安で赤面・ふるえ・動悸などが現れる社交不安障害、常に漠然とした不安が続き、仕事・家庭生活に支障の出る全般性不安障害に対しては、投薬ならびに医師が必要と判断した場合、臨床心理士による認知行動療法も行っています。

統合失調症

周りが信じられなくなる、聞こえない声が聞こえる、見張られている、意地悪をされるといった症状が目立ちますが、注意力が落ちる、要領が悪くなる、記憶が悪くなるといった認知機能障害で苦しむ方が多いです。投薬で幻覚や妄想が落ち着いていても意欲がなく自宅に引きこもりがちとなる場合があり、就労や社会参加のためにリハビリが必要となります。リハビリのためのデイケアや作業所、就労移行支援施設、ハローワークなど社会資源の利用について各機関との連携、アドバイスができます。

認知症

物忘れの程度を調べる心理検査(認知機能検査)のほか、CT/ MRI(脳の形態を調べる), SPECT(脳の血液の流れを調べる)、レビー小体型認知症を鑑別するためのMIBGシンチグラフィーやDaTスキャンなど画像検査もあわせて施行することで脳の状態を多面的に把握し、早期に正確な診断を行えるようにしています。継続的な治療やかかりつけ医の役割については、地元の診療所の先生にお願いしています。

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コンサルテーション・リエゾン

身体疾患で当院に入院中の方に対し、精神面への対応(コンサルテーション・リエゾン)を行っております。入院生活を安心して送ることが出来るように、精神的に不安定な場合に安定剤を使用したり、睡眠薬の調整をしたり、カウンセリングを並行して行うこともあります。

緩和ケア

がんなどで体の痛みや精神的なつらさを和らげるために、希望のある当院入院中で希望のある方には、緩和ケアチームの一員として精神面への対応を行っております。

他院に通院中の方が当科へ診察を希望される場合には、有効な治療・検査を行い、処方の重複など危険を避けるためにも必ず紹介状を持ってご来院くださいますようにお願いいたします。

神経科で出来ないこと
  • * 入院病棟はありません。入院が必要な場合は他院(主には東大病院、帝京大学病院、JR東京総合病院、吉祥寺病院、井之頭病院、慈雲堂病院、陽和病院、東京武蔵野病院など)にご紹介します。
  • * 夜間休日の緊急対応はできません。
  • * m-ECT(修正電気けいれん療法)は行えません。
  • * 睡眠時無呼吸症候群の入院検査はできません(自宅で出来る簡易検査までは行います)
  • * 広汎性発達障害など幼少期~小中学校程度の年齢の子供の精神疾患の診察・治療はできません。
  • * アルコール依存症や薬物依存症の方の治療プログラムはありません。外来のみの対応となります。
  • * 神経内科疾患の診断と治療(パーキンソン病など)はできません。
  • * 保険診療外での有料カウンセリング(精神分析的精神療法、認知行動療法、家族療法、EMDRなど、ご相談の上で必要に応じて紹介可能です)
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