乳腺センターの女性スタッフ |
放射線技師の女性スタッフ |
マンモグラフィ検診施設画像認定証を取得しました |
乳癌について
近年、わが国における乳がんの増加は著しく、生きている間に乳がんにかかる確率は11人に1人といわれています。そして、30~60歳の女性の罹患率は第1位です。乳がん発生の予防策は今のところありませんが、なんと言っても早期発見こそが最善の策であり、たとえもしも乳がんと診断されても、早期に見つけて治療すれば、乳がんは完治できる可能性が高いがんです。
現在、乳がんの臨床は非常な勢いで進歩しており、その診断および治療のためには、専門性のある医療が必要とされています。
乳腺センターについて
乳がんの診療においては早期診断を基本とする画像診断、病理診断、手術、化学療法、放射線治療、さらには乳房再建手術、再発した場合のケア、緩和治療など様々な専門治療が必要です。
そうした中で当院は、乳腺専門医、放射線診断医、病理診断医、放射線治療専門医、乳房再建用エキスパンダー/インプラント治療責任医師の資格を持つ形成外科医・乳腺外科医、がん治療認定医、検診マンモグラフィ読影認定医・マンモグラフィ撮影診療認定放射線技師(女性のみ)、がん化学療法・緩和ケア・リンパ浮腫などの専門看護師が勤務しており、また緩和ケアチームがあり、乳がん治療においては理想的な施設です。
乳腺センターの診療内容と特色
乳がんの診療においては、早期発見が重要であることから、まず心配な症状があればストレスなく受診できることが重要です。
当院では乳腺治療の経験を十分積んだ2名の常勤女性外科医師と非常勤医師1名で勤務しています。
また、マンモグラフィ検査はすべて女性技師が担当します。悪性が疑われる病変や病理診断が必要な病変に対しては同日針生検や細胞診も可能であり、癌の早期診断のためには理想的な診療体制がとれています。
◇症状が無い方の乳癌検診は行っておりません。
当院ドックや他施設での健診で精密検査が必要とされた方、治療や経過観察が必要な方、症状がある方の診療のみとなります。
なお、水曜日午前、土曜日午後は乳腺外来は行っていませんのでご注意ください。
医師紹介
【専門領域】乳腺外科
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外科 副部長
鈴木 純子[専門領域]
乳腺外科 一般外科[主な資格]
日本外科学会 外科専門医
日本乳癌学会 乳腺専門医・指導医
日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医師
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会 乳房再建用エキスパンダー/インプラント治療責任医師
日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(JOHBOC)診療責任者・実施医 -
外科 医長
神谷 有希子[専門領域]
乳腺外科[主な資格]
日本外科学会 外科専門医
日本乳癌学会 乳腺認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医師 -
外科 非常勤医師
鈴木 雄介[専門領域]
乳腺外科 一般外科[主な資格]
日本外科学会 外科専門医
日本乳癌学会 乳腺専門医
日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医師
緩和ケア研修会修了
【専門領域】形成外科
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形成外科・美容外科 副部長
吉村 圭[専門領域]
形成外科
再建外科
美容外科全般[主な資格]
日本形成外科学会 形成外科専門医
日本美容外科学会専門医
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 乳房再建用エキスパンダー/インプラント治療責任医師 -
形成外科 医長
阿川 かおり[専門領域]
形成外科一般
美容外科一般[主な資格]
日本形成外科学会 形成外科専門医
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 乳房再建用エキスパンダー/インプラント治療実施医師