わたくしたちの気持ち
『この手術はこの患者さんにとって一生に一回の手術である。』
『ひとりひとりの手術を丁寧に行う。』
我々の目的は「患者さんの幸せ」です。幸せの形は人によっていろいろあると思いますが、股関節や膝関節の人工関節技術によってもたらされるものは、痛みがなく歩けるようになることです。「痛みがなく歩ける⇒やりたいことができる⇒人生の時間を有意義に使える⇒これはきっと幸せなこと。」と信じて日々の手術に挑んでいます。
わたくしたちの技術
現在年間約180〜200例の人工関節手術を行っています。警察病院の中野での開設以来、人工関節の症例数は着実に増えており、地域の皆様のお役に立てているものと自負しております。
警察病院の人工関節の歴史は長く累計2000症例を超えるようになりました。この意味は、10年から20年といわれた過去のインプラントの寿命がきている方もおり、再置換術も数多く経験しています。ちなみに現在のインプラントの寿命は30~40年といわれるようになりました。
手術方法や医療機器については、最新のものが必ずしも良いとは限らないため、トレンドに惑わされず、我々が専門の目を利かせて 「新しく、良いもの + 確実なもの」を選別して提供します。
わたくしたちの設備
手術は最高レベルの無菌環境の手術室でおこなわれます。
総合病院内の人工関節センターですので、循環器科・腎臓 内科・集中治療室などと連携し、合併症のあるリスクの高い患者さんにも安心して手術を受けてもらえる体制をとっています。
整形外科とリハビリテーション科が協調しており、術後の集中的なリハビリで早期復帰を可能にしています。しかし、単なる早期退院ではなく、一人ひとりの能力に合わせて「自信を持って生活できること」を目標にサポートします。
わたくしたちへのコンタクト
ホームドクターもしくは近医からの情報提供書をお持ちになり、当院予約センターで予約を取ってから受診していただくとお待ちになる時間が少なくてすみます。
主な執刀医
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整形外科 部長
人工関節センター長
古澤 達也[卒業年度]
平成2年卒[主な資格]
日本整形外科学会 整形外科専門医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本人工関節学会 日本人工関節学会認定医[研究課題]
人工股関節置換術・人口膝関節置換術の手術療法
人工股・膝関節の再置換術[メッセージ]
整形外科一般を扱いますが、専門外来では人工関節外来を担当します。