整形外科について
当科は、骨、関節、靭帯の外傷や疾患のほか絞扼神経障害など、悪性腫瘍を除く整形外科疾患を広くカバーしています。毎年約1000件の手術を行います。総合病院の利点を生かし、他の科との協力により、重症の患者さん、例えば透析が必要な方・心疾患をお持ちの方でも安心して手術を受けることができます。また近隣のリハビリテーション病院やクリニックと連携することで切れ目のない継続治療が可能です。
整形外科で診る主な病気
頚椎や腰椎の椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、頚部脊髄症、脊椎圧迫骨折など
診療内容と特色
以下の2つの専門外来を開設していますのでご紹介します。
1.人工関節センター専門外来
股関節や膝関節を中心とした人工関節の手術計画と、そのフォローアップにあたります。年間約180から200例の人工関節置換術を行います。透析や循環器疾患など合併症がある患者さんでも、各センター、麻酔科と連携した体制をとっていますので、安心して手術を受けることができます。
2.スポーツ関節鏡専門外来 (水)PM 西原
主に膝関節と肩関節のスポーツ外傷に対し、関節鏡を用いての手術が必要な患者さまを診察する専門外来です。とくに、膝では前十字靭帯損傷と半月板損傷の治療を得意としています。肩では反復性肩関節脱臼や腱板損傷の治療を得意としています。最近は鏡視下での前十字靭帯再建術の手術時間は1時間程度です。
整形外科外来のご利用方法
- 初診の方は原則として、紹介状が必要です。
- 紹介状をお持ちの方はご予約をお取りしますので、医療機関または患者さまご自身から当院連携室にご連絡ください。
- 当科で初診を担当している医師は全員、一般整形外科に通じていますので、安心して一般初診をご利用ください。
- 手術が必要となる場合、特別な治療、検査が必要となる場合に専門外来医師を予約受診していただきます。