栄養相談

栄養相談東京警察病院においては、栄養科は課ではなく診療科と同じように科になっています。
この意味は食事もまた治療の一環であるという考えの下に設置されているからです。
私達栄養科員は、この意味を重く受け止め食事を通して患者様が一日も早く病気回復され早期退院の一助となりますように安心、安全な食事をおいしく召し上がっていただけるように暖かい食事は暖かく、冷たい食事は冷たく、和食を中心に洋食・中華もおりまぜながら手作り料理を提供させていただいています。

食事について

1.慢性疾患の予防をめざして

食生活習慣が引き起こす慢性疾患の予防になるような食事を提供し、退院後のお手本となるような食事作りをめざしています。
まず素材の持つ旨味を上手に引き出し、身体にやさしく、美味しい食事作りを目標に化学調味料ではなく、天然素材からだしをしっかりとって調理しています。

2.食事の種類

2月3日の行事食(節分)
*2月3日の行事食(節分)
・太巻き寿司といなり寿司
・魚河岸揚げの炊き合わせ
・煮浸し
・酢味噌あえ
・ゼリー
・福豆

入院中の食事は疾病を予防する一般食と、食事そのものが治療になる治療食に分けていますが、全てが治療の一環であるとの基本方針から、いずれの食事においても、患者様一人一人に合わせた食事の提供をできうる限り心がけています。アレルギー食はもとより、治療の過程で食欲低下が起きてしまった場合も召し上がりやすいものをお尋ねしなんとかお召し上がりいただけるよう努力しています。また、いずれの食種でもご飯・粥・パンは選んでいただけますし、一般常食は2種類のメニューからどちらか選択いただけるようになっています。
最低月に1回以上の割合で季節に合わせた行事食を実施しています。

朝食の一例
朝食の一例
昼食の一例
昼食の一例

栄養指導について

栄養指導管理栄養士が医師の指示に基づいて、患者さまの病状に合わせた栄養指導をいたします。

個別指導 外来栄養指導 月~土まで予約制
入院時栄養指導 月~土まで随時
集団指導 糖尿病教育教室 ※週末食事体験コース・7日間コース・14日間コース
マタニティ教室