医療安全と質の向上
麻酔管理上の危機的な状況においても医療の標準化と質の向上が得られるように、各手術室の麻酔器に「周術期急変対応カード」を設置しています。このカードの意義は、
- 危機的状況に冷静かつ迅速に対応する
- 重要事項のチェックリストとする
- 医師の経験年数によらず、指導医と同等の医療の質を確保する
- 看護師にも周知し、チーム医療としての急変対応能力を向上させる
- 普段の勉強のきっかけとする
医療機関の皆様へ。
ご自由にダウンロードしてお役立てください。
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研修医教育
初期研修医が麻酔管理を正しく理解するために必要な知識を「麻酔科研修カード」にまとめました。麻酔科での研修が単なる気管挿管の技術獲得で終わることのないよう、病態生理学に基づいた周術期の全身管理の基礎を、実践を通して学んでいきます。
毎朝15分のモーニングレクチャーで、
一枚ずつ勉強しています。
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医療技術の開発
呼吸器外科手術の麻酔では術側肺を虚脱させた片肺換気が必須となります。2000年、通常の気管チューブを使用した状態での片肺換気を可能とした気管支ブロッカーシステムを開発しました。その後、大研医器より「クーデック気管支ブロッカーチューブ」として製品化され、様々な改良を重ねながら、これまでに国内外合わせて 万件の手術で使用されてきました。
コネクタの試作品 (2000年製作、石崎卓、麻酔52:191-194,2003) |
クーデック気管支ブロッカーシステム (2003年発売、大研医器) |
コネクタの試作品 (2000年製作、石崎卓、 麻酔52:191-194,2003) |
クーデック気管支ブロッカーシステム (2003年発売、大研医器) |