教育研究

教育を提供する私たちは、教育理念「ケアリング」に基づき、学生の反応と学習成果をみながら自分の授業を見直し、工夫を重ねています。更に、学校全体の教育力を上げるために毎年セミナーや学会に参加し、新しい知見に触れたり、当校の教育内容を公表しながら研鑽を続けています。以下、一部ではありますが、当校の取り組みをご紹介します。

■看護学教育学会 学術集会

一般社団法人日本看護学教育学会が主催する学術集会は、毎年1回行われ2日間で約3,000名以上が集まる大規模なものです。参加者は、大学院・大学・専門学校とさまざまですが、共通する内容について意見交換し、知の交流を深められるところが魅力です。
当校は、28年度から2年続けて「交流セッション」の分野で演題を発表する機会をいただきました。

平成29年8月17日・18日「第27回 学術集会」 於:沖縄  沖縄コンベンションセンター

「温故知新が照らす看護教育」を学会テーマに、多くの演題が発表されました。当校からの発表は、2日目の8:30と14:40開始の2枠。早朝から夕方まで大勢の方々に集まっていただきました。

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●ペーパーペイシェントの限界への挑戦

 平成28年に発表したのは「学内の技術演習(試験)で、臨床が求めている力を育てる方法」でした。
 今回は、28年の参加者からの要望もあり、「校内で行う技術試験の成果を臨地実習と就職後に活かしているか」という“実施後の評価”を中心に報告いたしました。参加者の皆様へ「在校生・卒業生への調査で “活かしている実感がある”と回答した人が75~85%の高い割合だった」という結果を伝えた後、技術試験の場面を動画で流しながらチェック表を用いた評価を体験していただきました。発表後に回収した参加者アンケートには「技術試験に対する考え方から参考にしたい」「学生の主体性を引き出す方法を当校でもやってみたい」「評価方法を再検討したい」という意見が多く見受けられました。

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●基礎教育の段階から始める“新人看護師の早期離職対策”
 ―社会人基礎力の育成に焦点をあてて―

 28年は「就職後の離職対策として設けた“キャリア講座”の取り組み」を紹介し、会場の皆様と“基礎教育から意図的に始めることの重要性”を共通認識できた、という手応えがありました。
 今回は、平成28年4月からカリキュラムに新設した“キャリア論”の体系と、これまでの成果を紹介しました。
 例えば、就職後4か月目の卒業生への調査で85%の人が「在学中に身につけた社会人基礎力を就職後に活かしている」と答えていること、更に、そのことを「メンバーと働く場面を中心に活かしている」という内容を伝えました。セッションでは、「教育現場と臨床現場との連携の重要性」「学生・新人が成長するには、育成を支援する側の“承認行為”が必要であること」を共通認識することができたと感じています。

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平成28年8月「看護学教育学会 第26回 学術集会」於:東京都 京王プラザホテル

一般社団法人日本看護学教育学会が主催する学術集会は、毎年1回行われ、3、000人以上が集まる大規模なものです。演題の提供者(教育者)は大学院・大学・専門学校と様々ですが、共通する内容について意見交換し、知の交流を深められるところが魅力です。28年度、当校は「交流セッション」の部門で、2つの演題を発表する機会をいただきました。

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ペーパーペイシェントの限界への挑戦

「ペーパーペイシェント」とは、「文章で書かれた事例の患者」のことで、シミュレーション手法のひとつです。就職後、患者様に合った援助を新人が提供するのは難しいため、学校時代の技術の授業を“基本手順だけ習得する”から“事例の状況に対応する技術を習得する”に変えました。
発表では、「いかに実践的な応用力を育てられるか」を命題として試行錯誤を繰り返してきた当校の経緯と、シミュレーションとしての事例の考え方、技術試験の様子と成果を伝えしました。

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基礎教育の段階から始める“新人の離職対策” ―キャリア講座の試み―

「全国的に問題になっている“新人の離職”は、厚労省の“カリキュラム改正”だけで食い止められるだろうか」という疑問から開講したのが、当校の“キャリア講座”でした。3年間における講座の取り組み状況を紹介し、セッション会場の皆様と“学校でできる離職対策”を考えました。セッションには、さまざまな病院の教育担当者(新人を受け入れる側)も参加し、貴重な意見・感想をいただきました。

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双方の会場とも満員で、終了後のアンケートでは多くの共感・提案メッセージをいただき、手応えを感じました。今後も学生と共に取り組み、より良い教育を目指していきたいと思います。

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